筋肉の衰えが生む体のたるみ

 体のたるみの原因は、ズバリ〝筋肉の衰え〟です。私たちの体の筋肉は、年齢とともに質や量が低下してしまいます。筋肉をしっかり鍛えれば引き締まった体をキープできるのですが、毎日の生活に追われながら筋力トレーニングを行うのは大変ですよね。
 まず、たるみの気になりやすい三大部位といえば、〝ぽっこりお腹〟や、〝ぷよぷよ二の腕〟〝たるんだヒップ〟ではないでしょうか。これらは普段あまり筋肉を使わない部位なので、油断するとどうしてもたるみが目立ってしまいます。また、自分では目が届かないので気づきにくいのですが、思った以上に目立つのが〝背中のたるみ〟。「年齢は後ろ姿に現れる」という言葉もあるほどです。

美しい姿勢と大股歩きで、無理なくスタイルアップ

 そこで日頃から気をつけたいのはまず〝姿勢〟。日常生活では家事やデスクワークなどで前かがみの姿勢をとることが多いため、どうしても猫背になりがちです。猫背になると背中にぜい肉がつきやすくなるばかりか、腹筋もゆるんでしまうため、お腹もぽっこりと出やすくなります。肩を少し後ろに引いて肩甲骨をキュッと引き寄せ、背筋を伸ばしてお腹の肉を引き上げるよう心がけましょう。
 また、手軽で効果的なのが〝大股歩き〟。歩幅を広めにして、腕を後ろに振るようにして歩くと、太ももやお尻、お腹、二の腕などにより多くの筋肉が使われやすくなり、たるみの解消につながります。

家事や仕事の合間にできる〝ながらエクササイズ〟

 筋力アップに欠かせないのはエクササイズですが、やり方がむずかしいと三日坊主で終わってしまいますよね。そこで、日常生活の中で簡単に取り入れられるエクササイズを習慣にすることをおすすめします。
 例えば、「歯磨きをしながら、かかとを上げ下げする」「イスやソファに座り、両足を軽く床から浮かす」といった程度なら、無理なく続けられるのではないでしょうか。また、タオルなど、身近にあるものを使ったエクササイズもおすすめです。

年齢とともに気になる顔のたるみ。予防するなら頭皮から!

 体と同じくらい気になるのが、顔のたるみ。年齢とともになんだかフェイスラインがゆるんできた、と悩む人も多いでしょう。つい焦って顔ばかりケアしてしまいますが、実は顔のたるみの原因の一つとして最近注目されているのが、〝頭皮のたるみ〟です。
 顔の皮膚は頭皮と一枚皮でつながっているので、頭皮が血行不良でこり固まったり、代謝不足でむくんだりしていると、顔の皮膚にも悪影響が出る可能性があります。
 顔全体をリフトアップしてすっきりシャープな輪郭を取り戻すために、頭皮マッサージで血行を促進するのも一つの方法です。

夏でもしっかり保湿して、〝たるみ肌〟を防ぐ

 最後にもう一つ、忘れたくないのが保湿を重視したスキンケア。肌のハリや弾力を支えるコラーゲンやエラスチンは加齢によって減少・変質してしまうため、年齢を重ねるにつれて顔や体の皮膚もたるみがちになります。
 また、乾燥や紫外線によるダメージも肌のハリや弾力を低下させます。
 空調が効いている室内では季節にかかわらず、肌は乾燥してカサカサの状態。お風呂上がりには、顔はもちろん体もボディーローションなどでしっかり保湿しましょう。
 薄着の季節を堂々と楽しめるよう、小さなことから少しずつ、普段の生活の中で意識してみましょう!

「いきいき通信」vol.83より転載

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