国民のおよそ4人に1人が発症しているともいわれる花粉症。この花粉症は、アレルギーの一種……ということはよく知られていますが、くしゃみが何回も出たり、鼻水が止まらなくなったりするのは、どうしてでしょう?

空気中をただようスギ花粉などが、鼻や口を通じて私たちの体内に侵入すると、その花粉を異物とみなしてカラダを守るための免疫システムが働きます。花粉にこの免疫システムが過剰に反応してしまうと、くしゃみや鼻水などのアレルギー反応が頻繁に現れます。目がかゆくなるのも、こうしたアレルギー反応のひとつです。

これまで花粉症ではなかった方も、ある時期から突然、花粉症の症状に悩まされることもあります。また、くしゃみや鼻水など、風邪の症状と似ているため、最初は気づかないケースもあるようです。これからの時期、目にかゆみを感じる、鼻がつまる、くしゃみや鼻水が出るのに熱は出ない、といった症状が出たら、花粉症の可能性も考えられます。最初は軽い症状でも、放っておくと日常生活に支障をきたすほど症状が重くなることもあるので、少しでも症状を和らげる工夫をしたいですね。

春先のくしゃみや鼻水、目のかゆみなどは、花粉症の可能性もあります。

家の外でも、家の中でも、花粉を寄せつけない工夫を

日々の生活の中でできるちょっとした対策を心がけて、花粉の季節を快適に過ごしましょう。

外に出かけるとき&家に戻ってきたときは

  • ・外出の際は、マスク、めがねで花粉をガード。髪に花粉が付かないように、帽子をかぶるのもおすすめです。ウールなど毛羽立つ素材の上着は花粉が付きやすいので、ツルツルした素材のコートなどを羽織るのもよいでしょう。
  • ・家に戻ったら、中に入る前に、帽子や上着、コートなどにブラシをかけて花粉を払い落としましょう。そして、中に入ったら、すぐに手と顔を洗ってうがいをし、鼻をかみましょう。

家の中でも花粉を減らす工夫が大切

  • ・窓を開けて部屋の空気を入れ替える場合は、花粉の飛散量が比較的少ない朝方がおすすめです。それ以外は、窓や外へと続くドアなどもなるべく開けないようにしましょう。
  • ・花粉の時期は、洗濯物を外干ししない方がよいでしょう。外に干したものは、はたいて花粉を落としてから取り込むようにします。

家の中にも花粉を取り込まないようにする工夫が大切です。

  • ・掃除の際は、カーテンにも掃除機をかけましょう。床に落ちた花粉は、掃除機をかけると舞い上がってしまいます。掃除機をかける前に、モップやワイパーなどでふき取りましょう。
  • ・空気清浄器は、玄関や部屋の出入り口の近くに置くとより効果的です。

食生活や生活習慣の面でも花粉対策を

  • ・食生活の面では、栄養バランスのよい食事が基本です。免疫力を高める健康成分としては、乳酸菌(納豆やヨーグルトなどに多く含まれる)が知られています。また、植物に多く含まれるポリフェノールの一種には、アレルギーの症状を和らげる働きが期待できるといわれています。
  • ・不規則な生活やストレスの積み重ね、睡眠不足、過度の飲酒などは、花粉症を含むアレルギーの症状を悪化させるといわれています。十分に睡眠をとり、規則正しい生活を心がけて健やかな毎日を過ごしましょう。

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