残業をして一生懸命働いているのに、思い通りに成果があがらない…そんな方にぜひ見直して頂きたいのが“睡眠の質”です。
 味の素(株)が全国のビジネスマンを対象に実施した、“睡眠と仕事のパフォーマンスとの関係”に関するアンケート結果から、パフォーマンスを高めるための睡眠法についてご紹介します。

調査概要

  • ■調査名: ビジネスマン(男女)のストレス、生活スタイル、睡眠に関する意識調査
  • ■実施主体: 味の素株式会社
  • ■調査対象: 日本に住み、小学3年生(9歳)以下の子どもを持つ25才~44才の男女 812名
  • ■実施期間: 2014年3月
  • ■調査方法: インターネット調査

仕事のパフォーマンスに満足していない男性は、睡眠に問題あり!?

 ビジネスマン(男女)に「仕事」「育児」「家事」について、パフォーマンスへの満足度・不満度を尋ねたところ、女性は満遍なく不満を持っている状況でしたが、男性は突出して「仕事」のパフォーマンスに不満を持っていると回答した方が多かったです。そこで、男性に対して「仕事のパフォーマンスに不満を感じている人」と「満足している人」の睡眠事情を聞いたところ、仕事に「不満を感じている人」の方が「満足している人」より睡眠時間が14分短いことがわかりました。
 また、仕事に「不満を感じている人」のほうが睡眠の悩みを多く持つ傾向があり、“仕事のパフォーマンスと睡眠の量や質”との関係がうかがえる結果となりました。

図1

不満群/満足群の“睡眠の質”を見てみると…

仕事のパフォーマンスに不満のある人は、
睡眠に問題がある傾向が!

質の悪い睡眠⇒翌日の仕事のパフォーマンス低下

負のスパイラルに陥っている可能性あり!

睡眠は、ストレス状態の指標!

 多忙でストレス過多の状態が続いてしまうと、本人は疲れている自覚を感じずに、つい無理をしがちですが、気付いたときには、“眠れていない”“精神的にもまいっている”といったケースも多々あります。
 日々の健康管理の1つの指標として「ぐっすり眠って目覚めが良いか?」「良い睡眠がとれているか?」などご自身で確認してみてください。

メンタル・ジャーナリスト
精神保健福祉士
大美賀 直子さん

あなたは大丈夫!?
眠れなくなりやすいタイプは「完璧主義の人」「中間管理職」

●完璧主義の人●

 完璧主義の人は、仕事をまじめにこなそうと睡眠時間を削ったり、ストレスにより疲れているのに眠れないという状況に陥ったりすることが多くあります。
 このような自分の特徴をよく知り、自分が継続できる仕事量を知るようにするとよいでしょう。また、仕事とは別に、自分が楽しめる趣味の時間を設けたり、適度な運動などを習慣化することもお勧めです。

●自由度が低くなる中間管理職●

 ストレスは睡眠の質を大きく下げる要素ですが、中間管理職の仕事は“自由度”が低く、ストレスの要因になりやすいことが理由のひとつと考えられます。このような人たちは、自分の意思で自由にやることができる趣味の時間を持つことが大事ですね。

早稲田大学
スポーツ科学学術院 教授 博士(医学) 睡眠医療認定医師
内田 直先生

パフォーマンスアップのカギは、脳を休める深い眠り

ビジネスマンのパフォーマンス向上のためには、集中力向上、維持が不可欠です。
そのためには、脳を休める深い眠り(徐波睡眠)を多くとる必要があります。
深い眠り(徐波睡眠)へ導く方法として、下記の方法があります。

  • ● 寝酒を控える
  • ● 規則正しい生活
  • ● 夜は覚醒度をあげないようにする
    (ブルーライトを抑制するPC・スマホ用アプリを活用しても良い)
  • ● アミノ酸“グリシン”を摂取する

アミノ酸“グリシン”は体内で作り出すことができるアミノ酸で、タイミングよく摂取することで、身体をしっかり休めさせることができる特長があります。天然の食品、特にエビやホタテなどの魚介類に多く含まれています。

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